レッスン23format()メソッドを使った文字列の生成について学びましょう
format()メソッドとは?
format()メソッドは、Pythonの文字列型(str)に組み込まれたメソッドで、文字列の中に変数の値を埋め込むためのものです。このメソッドを使用すると、特定の書式に従って文字列を編集・整形することができます。
>>> name = 'Yasuhiro Tanaka'
>>> age = 27
>>> text_template = '名前は{}です。年齢は{}歳です。'
>>> text = text_template.format(name, age)
>>> print(text)
名前はYasuhiro Tanakaです。年齢は27歳です。
>>>
  1. 変数の定義:

    python
    name = 'Yasuhiro Tanaka'
    • 変数nameに文字列'Yasuhiro Tanaka'を代入しています。
  2. 変数の定義 (続き):

    python
    age = 27
    • 変数ageに整数27を代入しています。
  3. テンプレート文字列の定義:

    python
    text_template = '名前は{}です。年齢は{}歳です。'
    • text_templateという変数に、2つのプレースホルダ{}を持つ文字列を代入しています。これは後でformat()メソッドで変数の内容を埋め込むためのテンプレートとして使います。
  4. format()メソッドの使用:

    python
    text = text_template.format(name, age)
    • text_templateの文字列に対してformat()メソッドを呼び出し、引数としてnameageを渡しています。この結果、テンプレートのプレースホルダにこれらの変数の値が埋め込まれ、新しい文字列が生成されます。この新しい文字列を変数textに代入しています。
  5. 結果の表示:

    python
    print(text)
    • print()関数を使って、変数textの内容をコンソールに表示しています。これにより、'名前はYasuhiro Tanakaです。年齢は27歳です。'という結果が出力されます。

>>> name = 'Yasuhiro Tanaka'
>>> age = 27
>>> print('名前は{}です。年齢は{}歳です。'.format(name, age))
名前はYasuhiro Tanakaです。年齢は27歳です。
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