13コンピューターに計算をさせてみましょう

プログラムで計算するには「式」が必要であり、式は数値や演算子を組み合わせて作ります。

式の例

>>> 1 + 2
3
>>>
>>> 1 + 2 * 30
61
>>>

演算子には優先順位がある。 優先度が同じ場合は左が優先される

優先度 優先度
*,/,//,%,** +,-

>>> 15 % 4 * 2
6
>>>

()を使うことで 計算する順番を変えることができる。
>>> 1 + 2 * 3
7
>>>
>>> (1 + 2) * 3
9
>>>


演算子とは?
演算子は、プログラミング言語において特定の計算や操作を行うためのシンボルやキーワードです。具体的には、数学的な計算や論理的な比較、オブジェクトの操作など、多岐にわたるタスクを実行する際に使用されます。 以下は、演算子の主な種類とその説明を箇条書きで示します: 1. **算術演算子**: - 加算: '+' - 減算: '-' - 乗算: '*' - 除算: '/' - 剰余: '%' - 指数: '**' (一部の言語で使用) - 整数の除算: '//' (一部の言語で使用) 2. **比較演算子**: - 等しい: '==' - 等しくない: '!=' - より大きい: '>' - より小さい: '<' - 以上: '>=' - 以下: '<=' 3. **論理演算子**: - AND: '&&' または 'and' - または: '||' または 'or' - NOT: '!' または 'not' 4. **代入演算子**: - 代入: '=' - 加算して代入: '+=' - 減算して代入: '-=' - 他の算術操作に関する代入演算子も存在する。 5. **ビット演算子**: - および: '&' - または: '|' - XOR: '^' - いいえ: '~' - 左シフト: '<<' - 右シフト: '>>' 6. **メンバーシップ演算子**: - 要素が存在するか: 'in' (一部の言語で使用) 7. **アイデンティティ演算子**: - オブジェクトが同じか: 'is' (一部の言語、例: Pythonで使用) 8. **三項演算子**: - 条件式 ?値1 : 値2 (一部の言語、例: CやJavaで使用) - 値1 if 条件式 else 値2 (Pythonの場合) 言語によっては、上記のリストにない特定の演算子を持っていることもあります。また、同じ演算子でも振る舞いや表記が異なる場合があるので、特定のプログラミング言語のドキュメントやリファレンスを参照することが重要です。