5.2.7文字列に特定の文字列が含まれるかを判定する

in演算子、startswith/endswithメソッド

substr in s
s.startswith(prefix[, start[, end]])
s.endswith(suffix[, start[, end]])

s :元の文字列
substr/prefix/suffix :検索文字列
start :検索開始位置
end :検索終了位置

「検索文字列」とは、あるテキストやデータの中で特定の文字列を探すために使用される文字列のことです。具体的には、テキスト内に存在するかどうかを確認したい文字列を指します。

例えば、次のような場合に検索文字列が使われます:

  • 文章中の特定の単語やフレーズを検索する場合
  • ファイル名やディレクトリパスの中から特定の文字列を検索する場合
  • データベースのテーブルやフィールド内で特定の値を検索する場合

検索文字列は、探したい対象となる文字列やパターンを指定するために使われます。プログラミング言語やテキストエディタなどのツールを使用して、検索文字列を指定し、対象のテキストやデータ内での一致や出現箇所を検索することができます。

具体的な例として、Pythonの文字列操作では、in 演算子を使って特定の検索文字列が別の文字列内に存在するかどうかを判定することができます。以下はその例です:

python
s = "Hello, World!" search_string = "World" if search_string in s: print("Found") else: print("Not found")

上記のコードでは、文字列 s の中に search_string で指定された検索文字列 "World" が含まれているかどうかを判定しています。

検索文字列は、特定の目的に応じて様々な値を指定することができます。例えば、単語、フレーズ、キーワード、ファイル名、パス、正規表現など、検索したい内容に合わせて適切な文字列を指定します。

ご質問や疑問があれば、引き続きお聞かせください。お手伝いできる範囲でサポートいたします。



教科書の例として
msg = 'WINGSプロジェクト'

print('プロ' in msg)
答えはTrue

プロがmsgの中の文にプロが入っているかを見る文です。

print('プロ' not in msg)
の文はFailsになり、プロが含まれていないかをさがし

入っているからFailsになります。